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埼玉県戸田市の 殺人未遂事件 のこと。
犯人は、自宅から約5km程離れた中学校に自転車で向かい、校内に侵入して男性教員を切りつけ現行犯逮捕されとの報道です。
現場は校舎3階の 試験中 の教室に無断で教室に入り込み、試験の監督を務めていた教員が取り押さえようとし、廊下でもみ合いになってナイフで刺された様子。
驚くのは犯人は17歳の 現役高校生 だということ。
警察の調べに「無差別殺人への憧れがあった」という趣旨の話をしており、また、当日はナイフ以外にも 複数 の刃物を所持していて「強い殺意」を抱いていたようです。
同校の卒業生でもなく、教員との面識もなく「誰でもいいから人を殺したかった」と供述しており、過去に起きた 無差別 に人を刺傷した事件を 憧れの対象 として挙げているとの事でした。
この事件の前に、さいたま市内の公園のベンチや雑木林、小学校の校庭などで、切断 された猫の死骸が確認され、県警が動物愛護法違反容疑で調査中のようでした。
この 不審 な切断事件を受け、学校の下校時間などを中心に巡回や防犯パトロールも強化に乗り出していたところでしが、この件についても「俺がやった」と白状しているとの事です。
このような低年齢層の殺傷事件、少ない事例ではありません。
2014年に起きた佐世保女子高生殺害事件。
高校1年生だった同級生の女子生徒の首を絞めるなどして殺害し、更に首や左手首を切断していた事件。
「体の中を見たかった」「人を殺めて解体してみたかった」などと供述し、この数日前には猫を解体しています。
同じ長崎ですが、2004年にも佐世保市の小学校で、6年生の同級生をカッタナイフで殺害する事件も起きました。
1988年には 昭和最後の凶悪犯罪 と言われている「女子高生コンクリート詰め殺人事件」も、中学生の不良グループが中心でした。
この事件はウィキペディア掲載されてますが、深く調べるほど 怒りを覚えた かなり悲惨な事件でした。
この様に、殺傷事件に 年齢 は関係ない。
内容を見てみると低年齢層の場合は 興味 や 嫉妬 が多く、成人については 金銭 や 遺恨 絡みが多い気がします。
私が子供の頃はナイフで鉛筆を削っていたように、刃物は必需品で使い慣れてました。
使い方を誤って怪我をすることも度々ありましたし、夏休みの稲刈りの手伝いでは鎌で足を斬ったこともあります。
ただ、刃先を人に向ける事はしなかったし、そんな事をしたら先生や親から げん骨 が飛んできたものです。
中学までは友達と殴り合いの喧嘩もしょっちゅうで、殴られる痛みが判るから殴る 加減 も解かりました。
こんな経験をしたおかげで、ここまでが 限度 ということを、身を持って覚えたような気がします。
今の時代の子供たちはどうだろう。
何事も 危ないから となっていないだろうか…。
また、今の親御さんはどうだろうか。
「ほら、〇〇ちゃん、×× すると △△ さんに怒られるよ。」と、 しつけ を他人任せにしてないだろうか…。
ここに現代のいちばんの 問題 があるような気がしてなりません。
しつけの行き届いてない子がこのまま成長して、家庭を持って、子供が出来て、またその子が。
こんな世だから「オレオレ詐欺」に始まり、通用しなくなったら今度は堂々と「強盗」に切り替わったように、恐ろしいほど 利己主義 な考えが当たり前になっているような気がする。
「隣組」の歌みたいな助け合いの精神なんて これっぽっち も持ち合わせていない。
私は生存していないと思うが、50年後はどうなっているか。
アメリカのように個人で銃を持っている時代になっているかもですね。
そうならない事を願ってます。
それではまた。
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