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「勝手にランクを付けた」コーナーの第二弾です。
第一弾は岩崎宏美さんでした。
今回は、1970年代に爆発的な人気を博した「ピンク・レディー」と同年代で活躍した三人組アイドル「キャンディーズ」です。
キャンディーズは歌手としてのデビューより先に、お化け番組と言われた「8時だョ!全員集合」のアシスタントとしてレギュラー出演していました。
1973年に「あなたに夢中」でレコードデビューをしましたが、当時のセンターは「スー」こと、今は亡き 田中好子 さんでした。
5枚目のシングル「年下の男の子」から「ラン」の 伊藤蘭 さんがセンターになりましたが…。
私は、スーちゃんファンだったのでセンターが変わった時はちょっと残念な思いでした。
「ミキ」こと 藤村美樹 さんは、殆どの曲でハモリのパートでしたが、唯一「わな」がリリースされた時にメインボーカルで歌っていました。
所属プロダクションを通さずに「コンサート」で 解散発表 するなど、ちょっとしたトラブルも起こしましたが、当時の 流行語 にもなった「普通の女の子に戻ります」と言う名言を残し、わずか 四年半 の活動で引退しちゃいました。
その後、三人ともに一時的に普通の女の子から芸能界に 復帰 しますが…(www)
「キャンディーズ」がリリースしたシングル曲は全部で18作品です。
「ピンク・レディー」みたいなミリオンの曲は有りませんが「微笑みがえし」が80万枚の売上を挙げ唯一の オリコン 一位を獲得しています。
さて、その18曲から私が選んだ ベスト・テン は…。
第十位 「危い土曜日」 1974年 4月21日リリース 3作目
センターがスーちゃんでした。
若さ溢れるアップテンポの曲で、この後にヒットする曲調とは全く違う慌ただしい歌です。
まだ土曜日が連休ではない時代の歌詞で、休日前の アバンチュール を楽しんでいる内容の歌ですね。
曲はヒットしなかったですが、ドリフターズの「8時だョ!全員集合」の番組内で歌っていたのが記憶に残っています。
第九位 「そよ風のくちづけ」 1974年 1月21日 リリース 2作目
センターはスーちゃんです。
デビューから2作目で、いちばん「キャンディーズ」らしい 可愛い歌 です。
リズミカルで曲調もいい感じ作られていて、三人のハーモニーも素晴らしいです。
今頃の歌手でこんなに綺麗にハモる人いるかな…。
昭和の歌手はしっかりしてますよね。
第八位 「アン・ドゥ・トロワ」 1977年 9月21日 リリース 15作目
センターはランちゃんです。
ハーモニーとフラット系のコードに癒されるとても素晴らしい曲です。
この頃は年齢を重ねて少し 大人びた 曲に変わってきました。
歌詞は一番が不倫を匂わせて、最後は願いが 成就 するような感じで終わってます。
吉田拓郎が楽曲を提供してましたね。
第七位 「ハートのエースが出てこない」 1975年 12月5日 リリース 8作目
センターはランちゃんです。
むちゃくちゃ「ドラムス」の印象が強いすごくいい曲です。
「電話が鳴っても出ないのは~」の部分でランちゃんが少し音程を(ワザと?)外すところがまた可愛いいです。
個人的にはスーちゃんにメインで歌って欲しかった曲です。
第六位 「年下の男の子」 1975年 2月21日 リリース 5作目
この曲からセンターはランちゃんになりました(悲)
センターを替えて 曲調 も変化させ、グループの印象も違ってきてヒットにつながりました。
アメリカの「カントリーソング」ぽい作りで、ランちゃんにピッタリな曲作りになっていると思います。
ただ、今までヒット曲が出なかったのは 知名度 の問題で、楽曲自体は悪かった訳ではないと思っております。
第五位 「やさしい悪魔」 1977年 3月1日 リリース 13作目
センターはランちゃん。
キャンデーズにしては変わった歌だなと思っていたら、 吉田拓郎 が楽曲を提供してい納得した覚えの有る歌です。
歌詞の内容は印象が薄いのですが、曲調に特徴があり大好きな歌です。
イントロ前のコツコツという靴音は、拓郎 本人 の音だったという有名なエピソードも有ります。
下半身を大きく 露出 した衣装と変わった振付が印象的でした。
第四位 「あなたに夢中」 1973年 9月1日 リリース デビュー曲
センターはスーちゃん。
デビュー曲にしてこの出来は凄いなあと感じる曲です。
イントロから一人ずつ変わってゆく、その曲作りのセンスもいいですね。
この曲がなぜ売れなかったのか不思議なくらい。
特にミキちゃんがハモる 低音部分 は是非注目して聴いてもらいたいです。
これで手マイクで持ちマイクで、振りまでしているのだから何にも言えない…。
第三位 「哀愁のシンフォニー」 1976年 11月21日 12作目
センターはランちゃん。
ですが、「ダバダ♪」の高音から低音のハモリまで、ミキちゃん大活躍の曲ですね。
入りのメロディは切ない感じで、ソロから一気に爽やかになる転調は少し気になるところですが、キャンデーズのなかで「いちばんの名曲」との思いは変わりません。
こうなるとアイドルではなくてボーカルグループと言った方が正解かもですね。
そして、彼女たちともにこの曲を支えているのはバックのオーケストラです。
いちどそこに注目して 原音 で聴いてみてください。
第二位 「わな」 1977年12月5日リリース 16作目
唯一ミキちゃんがセンターになる曲です。
歌詞の意味は少し理解できていないのですが、コーラスワークやピアノなどの 楽曲全体 として素晴らしい出来です。
ハーモニー役だったミキちゃんが、初めてメインボーカルを務めましたが「あいつはしくじった~♪」前後の リード と アルト の上げ下げ部分を聴くだけで実力が判りますね。
第一位 「なみだの季節」 1974年9月1日リリース 4作目
センターはスーちゃん。
まだキャンデーズの知名度が低い頃にセンターで歌う最後の曲。
歌詞も曲も哀愁が漂う切ない曲作りで、スーちゃんにいちばん似合いの楽曲。
シンプルな作りですがメロディーラインが 綺麗すぎて、この曲もなぜヒットしなかったのか? 七不思議…。
スーちゃんファンなので 一位 で文句なし。
以上、あくまでも個人的な 好み で選んでいますので、ファンの方もそうでない方もご了承ください。
それではまた…。
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