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国交省の元次官、現東京メトロの本田勝会長が、民間企業の「空港施設」の幹部に対し、副社長の同省OBを、6月に予定される役員人事で社長に昇格させるよう要求したとの報道が流れている。
施設の幹部と面会の際に、有力なOBの「名代」とした上で、社長に就任した場合は国交省としてあらゆる形で「サポートする」とも持ちかけたていたとの事。
これって 脅し と 忖度 で「アメとムチ」作戦だよな~。
いろいろと調べたら「空港施設」は、現社長を除けば7代続けて国交省OBが社長に就任していて、現副社長も国交省の元東京航空局長。
お決まりの「天下り」フルコースじゃないですか…。
「空港施設」側は本田氏の要請を断ったようですが、先々を考えたら勇気ある行動だと思いました。さすが民間出身、常識度 が違います。
問題を起こした元次官の本田氏は、報道陣の取材に対して事実関係は認めたが、国交省の 権威 を振りかざし「威圧」したと 云う事ではないと述べているそうだ。
監督官庁の権威をかさに着たよくある話で「あーそうですか」っていう感じ。
これは中央省庁でなく地方でも同じような事。
そこかしこで役所の権威振りかざして良い思いをしてますよ。
しかし、今回のことはOBが直接交渉したという行動がひとつ気にはなるところです。
だいたい天下り人事というのは組織的に行われ、直接OBは動かないはずだが?
地方にも公務員の 人材バンク があって天下りの 斡旋 をするので直接交渉はしないはずと思う。
いよいよ官僚の方々にも不況の波に陥って来たでしょうか?。
さてこうして述べていると、この天下りがさも当然のように行われ認知もされている。
しかし実質の目的は官公庁との関わりをもつ事で、つまり 癒着 とそこに関わってくる お金 だと感じる。
顧問や相談役と名を変えて民間に天下りし、出身の官公庁から優先的に公共事業を引っ張ってくるOBたち。
その人たちへの高額な報酬は、巡り巡ると全て 血税 からなのを忘れたらいけません。
それではまた。
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